夏型過敏性肺炎,夏場,高温多湿夏型過敏性肺炎」は
夏期をピークに発症する
過敏性肺炎の一つです。
原因となるのは“トリコスポロン”
というカビです。
特に夏場の高温多湿になるところに
発生しやすいようです。

「夏型過敏性肺炎」・原因、症状

ジメジメ湿気が溜まりやすい場所のキッチン、洗面所、浴室などの水周り、
エアコン、畳の下、古い家屋、などに“トリコスポロン”というカビが発生し、
それを吸い込んでしまうことで「夏型過敏性肺炎」を発症してしまう要因となってしまうようです。

《症状》

◎咳が続く
◎倦怠感
◎発熱

5月~10月くらいに症状が現れますが、高温多湿に時期が終わる秋ごろには治まることがあります。
夏になると風邪のような症状が続く、旅行などでしばらく家を離れると症状が改善される
などの兆候があると、「夏型過敏性肺炎」かもしれません。

「夏型過敏性肺炎」・対策

「夏型過敏性肺炎」にならない為には“トリコスポロン”というカビを発生させないようにすることが大切です。
キッチン、洗面所、浴室などの水周りはこまめに掃除をして清潔にし、
使った後は水分を拭き取ったり、しっかり換気をして出来るだけ湿気を溜め込まないようにしましょう。
エアコンは、冷房モードをした後にすぐにスイッチを切ってしまうと、
外と室内との温度差でエアコン内に結露が生じ、カビが発生する原因となってしまいます。
スイッチを切る前にしばらく送風モードにするとエアコン内が乾燥するので、
カビが生えにくくなります。